【教員採用試験面接質問】同僚の先生と意見が対立したら？理想と現実

さて、今日の話ですが「同僚の先生と意見が対立したらどのように対応しますか？」という質問の理想と現実について話をしていこうと思います。教採の面接においてよくありますね。これには模範解答と感情的な部分の２パターンがあります。今日は実際にあった話も含めて紹介します。

理想…教採面接で言うべきこと

もし管理職や先輩の先生と意見が対立したらどう対応しますか？

僕ならこうやって答えます。この答えのポイントは「素直に受け入れて終わりにしない」というところですね。

理想は、教採ではこうです。

現実…実際の学校現場で

まぁここからが本題です。

実際に意見が対立したらどうするかって話ですが、もちろん上記のような対応をすることもあります。

が、僕らは大人ですし感情があります。対立したくなる時もありますよね。

絶対自分の方があってるって思う時もあります。

僕も人一倍の正義感を持っていた人間でしたので、臨任１年目の時に学年主任に立てついたことがありました。

ガムが廊下に落ちてる。問題だと思って報告したけど、「あー捨てといて」くらいの感じだったんです。詳しくはちょっとYouTubeで話そうかなと思うんですけど、それについて文句を言ったことがありました。

何も間違っちゃいないけど、間違ってました。

当時別の先生から、朝の早い時間まだ人が少ないときに言われた言葉が今でも心に残ってます。

「所詮臨任だからね。言いたいことやりたいことがあるなら、受かってからにしな。君は選ばれる側の人間だから、今敵をつくらない方がいいよ」

ほんとその通りだなって思いました。

悔しいけど、おそらくこのブログを見ている人は講師、もしくはこれから教採を受ける人が多いと思うんです。

覚えておかなきゃいけないのは「応援される人間でなければならない」

ということと「公務員の性質」です。

個人が優秀かどうかよりも組織として機能するのかどうかというところ。教採面接で正義感は振りかざしすぎちゃいけないし、講師のうちに敵は作らない方がいいですね。

いろんな人がSNSであーでもないこうでもない。自分の意見が通らないとかなんだとか言ってますが、圧倒的に足りてない力があります。

政治力

自分がやりたいように仕事をするために、自分の言うとおりになるためにどんな努力をしてるんですかって話です。何かをしてくれた人に返してあげたいという生き物が人間です。

いざ！というときにこいつに協力してあげたいな、こいつについていってみるかってってなるためには、それ以上に誰かのために動いていかないといけない。それでも動いてくれない可能性があるけど、「誰かのために貯金」を貯め続けなきゃいけないんです。

それが嫌なら圧倒的な支配力が必要ですね。でもそれには覚悟がいるし、敵はたくさんできてしまいます。

どうやったら自分がやりたい指導ができて、自分のやりたい仕事をするのか。

うまい立ち回りの方法はいくらでもありますが、人によって違います。

立ち回るのが嫌、誰の言うことも聞きたくない！って人はぜひ起業してくださいｗ

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございました！面接で答える内容と実際の現場でのことが違うのは、まぁ仕方ないことです。ただそれも受かるためのうまい立ち回りだということ。本音と建て前をどううまく使い分けるか。これは教師という仕事だけでなく、人間として生まれてきた以上絶対的に必要な資質だと思いますので、ぜひ頭の中に入れておいてください！

本音と建前のバランス。うまくどう伝えるのかという話はもちろん一緒に考えられます！どう伝えるのがいいのか。ベストなワードチョイスを一緒に考えてほしい方はぜひ一緒に教採対策をしましょう！頼ってください！